きみのそら ぼくのそら

姉との生活の様子を綴ります

オタクの気持ち

「オタクの気持ち」この後に続く文は大抵の場合碌でもない厄介報告であるのが相場だ。僕(北沢陸)のような神に選別された優秀な一部のオタクはそんな駄文は記さない。今回は、マジに僕の気持ち、「さいきんたのしかったこと(小並感)」を残す。

 

直近で最も印象深いのはリスアニ!ライブ3日目(2019年1月27日日曜日)に音漏れ一派として参戦したことであろう。前日のTrySailがトリを飾ったとのことで弟の僕としてはとても誇らしく、3日目のアイドルマスターミリオンライブ!への期待も否応なしに高まった。

 

周りのオタクが皆入場したり、音漏れオタクがチケを握るなどして少しの孤独。暫く待って他の音漏れ一派2人と合流し、我々のリスアニは始まった。

 

GARNiDELiA アニメタイアップの曲はいくつか聴いたことがあったが全然知らねー!!

終演後に調べたがテクノ調のオサレな曲が多くて楽曲派として興味ありですね。

 

ミリオンライブ! トリだと思ってたのでPBAが聴こえた時は脳が機能を停止した。駒形友梨OOS歌うかなーとか言ってたらマジで来た。お前さ、もっと「好きなおかずはあとにとっておく」みたく順序ってモンがあんだろ!?!?強い。

 

鈴木みのりいい……とか書こうとしたところで悟ったが、こんな入場もしてねえ奴が感想述べるべきではないですね。ここからは外での出来事を述べるぜ!!(ジャンプ特有の路線変更)

 

叫びながら退場してきたオタクの話は欠かしてはならないだろう。「チケットあるのに退場させられる人の気持ちわかるー?」といったことを口走っていた彼は、どうやら入場したがチケットの名義トラブルか何かで退場措置を受けたという。(イエッタイガー連呼していたり多動になっていたのでスタッフに報告されたのかもしれない)

その後、警備員に飲酒を疑われて「アルコールなんて口にした事ねえよw」など発言のオモロ度がいちいち高かった彼だが、なんとアニマ大阪の""鉄パイプ事件""で渦中にいた一人だっとわかって我々は爆笑した。

 

さて、オタクとの戯れを終えて、僕は猛烈に青い人に会いたくなっている。あの人のカリスマ性を感じたい、声を聴きたい、顔を見たい、脚を見たい、力強いパフォーマンスに夢中になりたい。。。。。。。あまみやそらさん(*´ ˘ `*).。oO 

 

最後に

思いっきり輝いてたい
オタク一人じゃないから会えた
奇跡 (ピンチケ) そう呼べる
雑魚オタク DAYS 楽しもう!
嬉しくて伝えたくなる
“ありがとう”これからも一緒に
終わらない無銭(ゆめ)の続きを行こう
ほんと(音漏れ)仲間がいるって 最高!

                                                    お わ り

四衣菜と年越し

ぼく「しいなー、年越しそば出来たよ。」

四衣菜「んー、今忙しいとこ。(ピコピコピコ)」

ぼく「冷めちゃうよー?一緒に食べたいのに」

四衣菜「!!!!!お主、今なんと言った?」

ぼか「え?……一緒に食べたいって」

四衣菜「ふふふ。恋人からそんな言葉を聞けて奈津川は嬉しいぞ。」

ぼく「なんだよ照れるじゃないか//ほら早く」

四衣菜「はーい。あっ、かき揚げが載ってる。おいしそ〜〜! いっただっきます!」

ぼく「本当に美味しそうに頬張るな四衣菜は。君のその幸せそうな顔を見るのが、僕にとって最大の幸福だよ。(僕もいただきます)」

四衣菜「もう、〇〇キモーい笑笑」

 

晦日の静かな夜に、四衣菜と二人…悪くない年越しになったな。四衣菜の「そば」で年越し「そば」                            終わりだ!

2018年を中途半端に振り返る

年末は忙しくてなかなかブログを更新出来ませんでしたね。流石師走、師も走る月です

走り出せ 走り出せ 空高く旗かざし 

誰にも見せない 涙もあるけれど…

ミーハーオタクの間ではもうすっかり「ワンピース=敗北者」の図式が定着してしまいましたね。真剣なワンピファンである僕(アラバスタまではわかる)としては、お前ら昔あの辺のシーンで感動してたよな?何わろてんねんと強く言いたい。

 

どうでもいいことは置いといて、今回はこの一年の振り返りをしていこうと思います。

雨宮天さんの弟である僕ですが、そもそも彼女の現場に通い始めたのもつい半年前のことでした。

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ツアーの幕開け、横浜公演。全てが懐かしい。

天井最後というクソ席でしたが、さほど気にならない、それどころか雨宮さんを見下ろすロケーションが割と良かったりしました。まぁ雨宮さんに見下ろされ踏まれ蹴られるのが一番の嗜好なのですが。

肝心の公演内容ですが、とにかく彼女の力を思い知らされました。開幕エデンの旅人でアラビアンな衣装に身を包んだ女神。いったいどこからあの力強くも透明感のある声が出てくるのか。序盤も序盤、一曲目にして「僕はこの人が好きになる」というおかしな確信を得ました。

これ以上書くと年末のご挨拶というテーマから脱線するのでこの辺りで。

 

さて、今年の現場を語るのに欠かせないのがもうひとり、田所あずささんですね。始まりはミリ5thLVで、「この人強い!ミリオンの知識無いけど泣きそうなんだが?」と田所さんと愛美さんに惚れ込みました。改めて見てもムーンゴールド〜SING MY SONGの流れは殺人的ですね。オタクみーんなヴォイ泣きして当時の記憶が無いようです。

かくして田所さんに魅了された僕は7月の「RESOLVE」リリースイベントに行きました。トークでは天然な一面で笑いを誘った田所さんが、歌うときはまるで別人のような風格を醸し出しており衝撃でした。おまけにその場でCDを購入して接近までさせてもらったのですが、重いコミュニケーション障害に苦しむさわやまくんは「あっ、歌お上手デスネ…ソソソソ…」みたいなことしか話せなくて。そら当たり前だろ。サッカー選手にサッカー上手ですね言う輩がどこにいるんだという感じ。

さらに、そのリリイベで田所さんの単独ライブが発表されたので、僕の中のモチベーションは最大級に高まりました。しかし、僕自身あまりロックに興味がなかったので地蔵になってしまうのではないか、という唯一にして最大の心配事がありました。

そんな事全く気にならなかった。オールスタンディングで生バンドという形式で高まらないわけがなかった… 「音」が別物だし「会場に生まれるエネルギー」が違った。田所さんの歌唱力とバンドのみなさんの演奏(音楽とか楽器に疎いのでさっぱりわからないが)、そこにファンの大きなコールが合わさって熱狂の旋風が巻き起こりました。終わってみればロックが好きか嫌いかなんてどうでもいい、心で感じてみろってやつでしたね。

 

時系列がごちゃごちゃですが、アイドルマスターシンデレラガールズ(正式名称でね)6thライブ名古屋公演Day2にも行きました。

初めての、しかも夜行バスでの名古屋。色々と不慣れで同行してくれたオタクには迷惑をかけてしまったと思います。でも、すごく濃密で楽しい一日だったなぁ…。今回はやたらUNKOさん偉い偉いされてて、実際素直に高まれた。マスカレードにピンチェ、トライアドにインディヴィなどが揃ったのかな?それだけじゃなくブルーナポレオンなどといったユニットにも大切にされていて本当に良いものだなと思えました。「冬の遊園地」というテーマで、最序盤にいきなりSnow Wingsをぶち込まれて持病(多動症)の発作が起きてしまいました。Trinity Fieldも聴けてよかった…遠征する甲斐が有ったと思います。

 

楽しかった今年最後のイベントは雨宮天さんのMusic Rainbow05でした。ことごとく抽選に落ちて半ば諦めていたのですが、当日になってチケットを譲ってくださる方がいる!!と浮き足立ちました。いざ会場まで足を運んだにもかかわらず、なんと僕はチケット取引をジャーされました。まさかここまできて握れないなんて…落ち込んでいたところに、神が降臨しました。僕の友人が残り20分といった土壇場で取引相手を見つけてくれたのです。僕はこの時どれだけ感情を揺さぶられたのか。グラフなら上下にうねってましたね(望月杏奈並感)。

紆余曲折を経てから観るイベントに昂りもひとしおで、雨宮天さんがステージに登場された瞬間に涙が零れかけました。「声優らしいことをしたい」と雨宮さん本人が考案された一人朗読劇は面白いうえに彼女の表現力の凄さを感じられました。ライブパートは個人的に「ん?」という曲目でした。そこ、チョ・イ・スをチョイスしろよ(激寒)とかいう声もあったり。僕としてはFleeting Dreamを聴きたかったです。とは言え誓いで腕組ながら泣きましたし明日も晴れるで「お姉ちゃん行っちゃうの?お姉ちゃんまたね良いお年をオイオイオ」ってなりました。

 

ざっくり振り返ろうと思っていたのですが長くなってしまいましたね。とにかくこの一年は、色々な現場であまりにも多様すぎるオタクの皆さんと交流でき、僕の人生にとっても大きな影響を受けました。皆さん本当にありがとう…ありがとう…(DNKRT) 来る新年もこんなクソ人間と関わってくださるなら嬉しいです。良いお年を〜モキュモキュ

はじめてのお留守番

「いい?怪しい人がピンポンしても、無視するんだよ。ご飯はレンジでチンしてね。それじゃ、いってきます。」……部屋に独り、怖い。

大切なイベントがあると言って、お姉ちゃんが行ってしまった。僕は今日、幼稚園がお休みの日だ。いつもおねえちゃんが遊び相手になってくれるけど、今日は一人。ゲームのマルチプレイも出来ない。ひどく退屈で、部屋の中がジメジメ湿気てるように感じたけど、温湿度計の数字は至って普通の数字を示している。

取り敢えず、布団にもぐってお姉ちゃんが帰ってきたら何をするか考えよう。そう考えていた矢先、インターホンが鳴った。「宅配便でーす」宅配業者の人は、お姉ちゃんが言っていた「怪しい人」に含まれるのだろうか…そんな馬鹿馬鹿しいことを真剣に考えてしまうほど、今の僕は動揺していた。ハンコを押す手が震えていて、業者の人は何事かと思っただろう。

誰もいない静かな家が、5歳の僕には恐ろしすぎた。そうだ、お姉ちゃんの出演作を見て気を紛らわそう。いい暇つぶしになるはずだ。が…

「ッ!!ブルブルモキュモキュ」

ホラー映画のCMが流れたのだ。怖い、うちにも"出る"んじゃないか…全身布団にくるまり、枕に顔を填めた。お姉ちゃん…お姉ちゃん…そう思っているうちに、寝てしまっていたようだ。気がついたらお姉ちゃんが帰ってきていて、ご飯の支度も済んでいた。

「どうしたの?〇〇、そんな暑そうな格好で」

「お、お姉ちゃん〜〜〜」

聖夜のごちそう!?

僕「ただいまー…ってこの大きな鳥は!?」

 

そら「おっかえり!(抱きついてきた)これはね、この前言った七面鳥だよ!!」

 

僕「すっげー!(わんぱく男児の顔つき)いただきまーす!!ってアレ…?お姉ちゃん、七面鳥の食べ方どうしよう…ゥルゥル」

 

そら「んもぅ仕方ないなぁ…ほら、切り分けてあげたから、かぶりつきなさい!」

 

僕「ありがとう〜〜んーハムハムモキュモキュ

       すっごーく美味しい!ニマーー」

 

そら「良かった。〇〇にはいっぱいお肉食べて大きくなってもらって、将来立派な陸上選手に   なってほしいから!」

 

僕「お姉ちゃん!俺絶対なるよ!それで、今度は俺がお姉ちゃんに美味しいものごちそうする!俺さ、いつもお姉ちゃんにご飯作ってもらってるのに何も出来てなくて…ごめんね」

 

そら「いいっていいって!!私ズボラだからこういう家事もやってみると楽しいものなの。それにね、こうして〇〇におかえりなさいって言うのがすごく好きなんだ。」

 

変わり続けてく毎日の中でひとつ
変わることのない風景がそこにはあるよ
あれもこれも全部抱えて1人で悩んでる君が
「ただいま」を言う場所がそこにはあるから

Live your life.
Live your life.
そのままでいいんだから
ただ声を聞かせてよ
Live your life.
Live your life.
それぞれのキモチ持ち寄って

またいつかここで 一緒に笑おう
“お揃いの幸せ”を分かち合って
遠く離れても 一緒に歌おう
この空はどこまでも 続いてるから

 

大切なお知らせ

当ブログは本日12月25日の投稿を、諸事情()によりお休みさせていただきます。「奈津川さんとのクリスマス」をお楽しみにしてくださっているみなさんには大変申し訳ございません。

                                                 きたざわ りく

奈津川さんとのクリスマス:1

「四衣菜:明日予定空いてる?」

何かのドッキリだと思った。クラスメイトの奈津川さんは元気溌剌・才色兼備の女の子。誰に対しても分け隔てなく接する彼女は友達のいない僕にとって砂漠のオアシスのような存在だ。しかし、いくら社交的な奈津川さんでもこの僕を、それもクリスマスイヴに誘うことなんてあるのだろうか…。

「一応、時間はあるよ」

「予定が無い」と答えるのは有って無いようなプライドが許さなかったので、こんな言い方になった。返信を今か今かと待った。何を着ていこうとか、どんな話をしようとか、確定したわけでもないのに奈津川さんと会ってからのことを考えてしまう。ほんの十分程度がとても長く感じられた。

「じゃ、五味売ランド行こ!!」

メッセージアプリに張り付いていたので、受信して間もなく既読をつけてしまった。何かのドッキリではないか、という疑念はとっくに忘れ去り、僕は奈津川さんの誘いを了承した。