きみのそら ぼくのそら

姉との生活の様子を綴ります

お姉ちゃんに会いに行った話

7月19日、朝早く学校に登校したが友達を誰も見かけず嫌な予感が私の脳裏をよぎった_____

授業が、無かった。

 

失意の北沢陸は近所の家系ラーメンで

ニンニクをスプーン5杯ドバーっと投入し至福の時間を過ごした。所謂RED食い(ニンニクを溶かさず麺に乗せて海苔を巻いて食べる)だ。

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くっせえオタクになった私は帰宅したらもう自慰をし入浴して寝るか、いや入浴が先だろうな、誰で致すか…などと考えを巡らせ流れていくSNSの画面を眺めていた。が、何かを忘れている気がするのだ。その「何か」はメールにあるのではないかと思い立ちフォルダを開いたf:id:Sawayamaimas:20190720210721j:image

矢先だった。雨宮天さんのリリイベ当選してるよ…ご厚意で頂いたシリアルで。お姉ちゃんに逢いに行くのか、今日。……「今日」!?

 

お姉ちゃん、俺ニンニク摂取しちゃったよ…

 

こうして急遽秋葉原に飛び、会場のとらのあなに向かう道中で

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山田太郎参議院議員候補の演説を聴いた。聴衆の多くはいかにもオタクという風貌の人が多くて支持者の実態を見たりって感じだった。

そうしてとらのあなイベントフロアに到着、列に接続する。え、今からお姉ちゃんに会うんだ、大切な逢瀬だけどその辺のモブはなんだよ俺のお姉ちゃんだぞと頭には敵意しか出てこない。今日の衣装はなんだろう、髪はどうだろう目のメイクはどうだろう睫毛はどうだろうコッチヲ見テくれるその目が気になるんだよと考えながら着席。88番、後方だが別に物理的距離が私とお姉ちゃんの距離なのではない。しかし…

 

悲しいことがありました…

前方の人がいい体格をしていらしており、あまみやさんがあまり見えないのです。仕方なくリーン撃ちするFPSキャラみたいになりながらあまみーさんを眺めるあたくし。ここから朧気ながらお話の内容を思い出していきたい。

 

  • スーツの人も多い、今日金曜日か!!(気付いてめちゃくちゃ嬉しそうに言う)
  • もう夏休みの人もいるの?(ここで挙手した私の方を見て話してくれた!!!!僕は雨宮天さんと明確に目が合ったんだという事実をブログ執筆している今実感する。)
  • 勉強はダメダメで、提出物は友達に写させてもらって、時々わざと間違えて書いたりした。数学のテストで4点を取ったことがある。それも数学IとAみたく二つのテストで2点ずつみたいな形で!
  • 糖質制限終わりにタピオカを買ってもらった。黒糖ラテが欲しかったんだけどスタッフさんがミルクティーの方を買ってきたから仕方なく半分くらい飲んで、その後改めて買ってきてもらった黒糖ラテを完飲。
  • 黒糖ラテは牛乳に砂糖でバブみを感じられる。もちさんのバブみに飢えている。
  • 糖質や塩分制限は辛くて朝昼バナナの日があったけど夜に猛烈にしゃぶしゃぶが食べたくなり、味付け無し、米無しでお肉を頂いた。お肉美味しい、一生に食べられる量は限られてるから食べまくるつもり。
  • 同期の声優仲間も少食で肩身が狭い。焼肉では周りが肉を少し食べるだけなのに私は白米と冷麺まで注文して……
  • ミリオンライブ福岡の飛行機が怖かったが、復路ではもちさんに励まされたり、自分のパフォーマンスを映像で振り返っていたら集中して飛行機の浮遊感とかが気にならなかった。
  • このパンツ、H&Mで599円で見つけた!!強烈な蛇(VIPER)は一般人の普段穿きにはならないのかな…

 

曲のお話

「VIPER」は屈指の「毒」シングルとして暗くて強くてセクシーな自分の好みを強く主張している。作詞作曲してもらうときもこういう曲を選びがち。私は演じることが好きなので曲ごとに違うキャラクターを演じようと収録する。1番2番大サビでVIPERの心の変化(落ち着いて動じない人間だが、次第に焦りを覚えたり救いを拒んだりする)を入れたから聴いて欲しい。「アキメネス」の花言葉は「貴方を救いたい」とかそういう意味で、作詞の方も自分も気に入っているフレーズ。

 

 

うーーーーん、ご本人も相当気に入られているみたいだけど、僕はこのシングルが大好きで、ジャケ写が公開された瞬間から「雨宮さんの好きなやつだ。」と感じていた。このダークな雰囲気、雨宮天さん特有の世界観がたまらない。私としては「強烈な主張」や「テーマ性」が雨宮天さんの音楽活動を応援している所以である。だから彼女が伸び伸びと好きなことを好きなように表現できる環境は好きだ。 (おわり)

お姉ちゃんレポート

ぼく「チッ…カクつくなよボケ端末がよ」

姉「どうしたの?嫌なことでもあった?」

ぼく「うううううん社会に適合できなくて辛いよぉおおおおお嫌でちゅううううう」

姉「ゲエジか?(そっか…色々辛いもんね、ここでお姉ちゃんに全部言ってすっきりしよ?)」

ぼく「お姉ちゃんに言っても現実は変わらないよーだ!!!チュッ!ドタドタドタドタバタン!!」 姉 以 外 入 る な ←張り紙

 

姉「○○も思春期かぁ…素直に話してほしいけどどうすればいいのかなぁ。」

2分後

ぼぬ「ドタン!お姉ちゃん聞いてよォ…シクシク」

姉「どうしたのお姉ちゃんは逃げないから言ってよ〜もう〜よしよしいい子いい子、次世代の担い手、社会の大黒柱。」

ぼく「わかりてか?」

これだからお姉ちゃんしか好きじゃねえんだよな、君たちはどう思う?

逆襲のシャアについて(前編)

前回、ガンダムを履修中であることを執筆しましたが、その中でも逆襲のシャアに自分の価値観が変わる程の魅力、影響力を感じたのでまとめてみることにしました。

 

作品の背景

「英雄叙事詩

「君はまだ、本当のガンダムを知らない__」

と打ち出され、「アムロとシャアの決着」という超重大な主題をひっさげて1988年に公開された本作ですが、当時のファンからの評判はふるわず、配給収入はファーストの劇場版を下回るものでした。自分は当時の様子を知りませんが、渋いメカニックデザインと観客置いてけぼりのストーリーが子供ウケしなかったのだろうと考えられます。が、この作品はガンダムシリーズのご多分に漏れず「何度も見返して魅力を見出す」スルメ作品、それもその真骨頂というべきではないかと思うのです。

 

二人が抱えているもの

アムロ…「現実」「大人」

ララァを忘れずにいるものの、あくまでも一軍人としての務めを貫くアムロは現実を生きるリアリストとしての面が濃く描かれていると感じます。なるべく感情に流されず、シャアの作戦阻止に尽力することだけに意識を注ぐ彼は実に合理的ですが、「アニメの主役」としての熱さが感じられない、これが子どもに好まれない理由のひとつでしょう。しかし、同時にここが俗に言う「歳をとればわかる」魅力になりうるのです。自身の能力に自惚れて怠慢な行動を起こしていた15の少年が戦いを通じて敵を殺して生き抜く覚悟をもち、他人との協調を重んじるようになり、地球に帰ってからはさらに女性関係を形成できるほど社交的になって…そうやって成長してきた彼が政治に就かずに軍人の職を淡々とこなしている様がおじさん世代に重なり、共感出来るのかと思います。ガンダムシリーズを俯瞰して見ている我々にとっては当然アムロは英雄以外の何者ではありませんが、作中での彼は特別賞賛されまつりあげられることもなく、それどころかZでは実質的な軟禁を受けているなど決して好ましい境遇に常在していたわけではありません。連邦の醜い大人にもまれて現実社会を直視した彼が、本質的にはララァが亡くなったときから進んでいないシャアの、あまりにも大規模で身勝手な「暴力」が見過ごせなかったのには、ひとえにシャアに対する思いが強かったのだろうなぁと思います…「なんで俺たちと戦った男が〜」にはその思いが表れているのかなと。結局他人を利用し暴力に頼ることしか出来なかったシャアは殺すしかない。決意してからはただただ敵の撃墜に意識を傾けます。置きバズーカを多用したり僅かな隙も見逃さない殺意マシマシのアムロとシャアの温度差がとても趣深いですね。多分、シャアはアムロを容赦なく殺すことが出来ない。その違いが面白いところです。

 

また、アムロには仕事とは別に地球(地球人)がを護る意図があるのだと。彼が知っているかはわかりませんが地球にはミライさんがいて、その他にも大切な人々がいる。誰かを排除したり一部の特別な人間を崇拝することが人類に誤った道を歩ませることを知っている彼は何がなんでもアクシズを止めるのです。この人間関係や不戦の理想がシャアには無いものです。しかしながら、必ずしもシャアが絶対悪のようには出来ていません。彼の理想と手段を否定するアムロですが、完全に彼を論破できてはいませんでした。シャアに寄った考えはまた別に書こうと思います。それではまた。

ガンダム

そもそもブログって何なんだよと思って検索したんですけど、「weblog」略してブログだったんですね…知らなかった。

 

さて、恥ずかしながらガンダムシリーズ未履修の小生は現在進行形で1st・Z・逆襲のシャアの三点セット、御三家、スターターセットを観ています。物覚えの悪い小生は登場人物やMSの名前をすぐに忘れてしまうのでググりながら何度も繰り返し視聴しているのですが、やっぱり面白いわねこれ。個人的にはマシンよりも登場人物が不器用ながら、めぐりあい、織り成す物語に強く心を打たれました。

 

人間模様

前々から聞いてはいましたが、このシリーズは何よりも人間が活き活きとしていて面白い。  ガンダム=ロボットアニメという先入観を持っていた小生にとって、特に恋愛描写の多さは衝撃的でした。この前まで監査官と絡んでたと思ったらいつの間にかスレッガー中尉と唇を重ねているミライさんには腰を抜かしそうになりました。その後ブライトさんと結婚したと知って今度こそ腰を抜かしました。

 

そのスレッガー中尉が好きなんですよね。上層部からあまり良く見られていないホワイトベースに送り込まれたスレッガーさんは多分左遷か何かだろうけど、年長者としての振る舞いを見せる。しかし戦争は非情なもので、彼は強敵ビグ・ザムを前にGアーマーで特攻をかけ、戦死する。その際の「私情は禁物よ。これ以上の損害は出させん、悲しいけどこれ戦争なのよね。」は有名ですが、その合理的な考えからなる自己犠牲の判断、的確な戦略を打ち出した彼は軍人の鏡。実に良い散り際を見せたと思います。ガンダムの魅力のひとつにそのリアル志向が挙げられますが、僕はこのスレッガー中尉の判断にまさしく「仕事の出来るいい大人」の像を見出すことが出来ました。マジでこんな判断が出来る人は稀有じゃないでしょうかね。

 

カミーユ・ビダン。クレジットがシャアの下で可哀想。人間模様についてなら彼のことは語るには欠かせないかなぁと思います。ネットではガ○ジとかキレる子どもとか精神崩壊とかそういったエキセントリックとされる面ばかり取り沙汰されていますが、小生は別に彼はおかしくないと思います。そもそも我々現実の一般人だって些細なことに腹を立てることがあったり、昨日と今日で主張や発言が正反対になっていることもあります。しかし、ブレながらも次第に個人の揺るぎない意志を獲得していくことが重要なのであり、千変万化する社会で生きていく為のメソッドなのです。ましてや思春期真っ只中かつ感受性豊かなNTであったり、父母の愛情を受けることが出来なかったカミーユの行動の整合性なんて取れていなくて当然です。精神的支柱を持っていない彼は、素直に甘えられる対象がいないから己を磨いたり強く見せることにこだわる。だから名前を馬鹿にされたときや筋の通らない大人に対しては怒りがこみ上げてくる。何となく共感できます。子ども一人に構ってあげることも出来ず、理不尽を振りかざす不甲斐なく無力な大人たち。その代表がクワトロなのでしょうか、彼はどこか他人の気持ちを考えられないというか、理解の乏しさがあったと思います。数多の敵を屠れる立場にいながら、誰よりも人が傷つく、または自分が人を傷つけることを嫌ったカミーユでしたが、クワトロをはじめとした大人たちはその苦しみ、悲しみ、罪悪感に苛まれる彼に寄り添ってあげられませんでした。終盤、精神が疲弊しきった彼は冗談交じりながらとうとう殺人マシーンとしての自覚を語り、あの結末に向かっていきます。誰よりも優しいが故に、醜い人間たちの争いに巻き込まれ心を病んでしまったカミーユ。小生は彼に、並々ならぬ問題意識を感じます。現代社会でも若者たちは歯車として使いまわされ、その心は摩耗していっています。これからの我々は人と人との繋がり、コミュニケーションを尊重して生きてゆけるのでしょうか…

北沢志保が許せない

北沢志保に憤りを覚える今日この頃。

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お前なんだその表情は!?生意気だぞ(*`ω´*)

普段クールぶってるのに可愛いものが大好きな北沢志保、許せない…

 

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んぁ、志保…

母子家庭で弟とお母さんを支えようとアイドルをしているらしい、ちょっと見直した…

 

「絵本」は彼女の心象をよくあらわしている名曲らしい…LTP03、許せない…

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いつものネコちゃんもマイナーチェンジ!?

未来やエミリーと買い物に出かけるのも許せない…年頃の女の子はミキには難しいの。

他にも、運動や勉強があまりできる方ではないので日々努力しているらしい、許せない…

 

 

北沢志保が許せない…

よいこは寝る時間?

姉「あーこんな時間までゲームしてるの?明日は遠足なんだからちゃんとおやすみしなきゃ駄目なんだよ?お寝坊さんになっちゃうよ〜」

 

ぼく「んー、分かってるけど眠れないのん…お姉ちゃん少しお話しょうょ〜」

 

姉「少しだけね。じゃあ『練』のお話を教えてあげる。○○は『練りをキメる』って健康的ムーヴを知ってる?」

 

ぼく「そんな気持ち悪い言い回し知らない」

 

姉「だろうね。いい?練りというのは身体を回復させ、集中力を高める効果があるの。」

 

ぼく「ほーん、で?」

 

姉「姉に向かってなんだその口の聞き方は!?!?オラッ!悔い改めろ!(ペチペペペチペチ)」

 

ぼく「ごめん許してお姉様(*>△<)お尻痛い」

 

姉「まだわからないのか!?!?これは遊びじゃないんだよ💢💢💢💢💢💢💢💢💢💢」

 

ぼく「ぼくは生きていちゃダメなの?」

 

姉「お前の言葉は求めてないんだよ!怠惰を自覚しておきながら姿勢を改めないその甘ったれた精神!!!!!!」

 

                                  おわり

こうえんであそんだよ(20xx、8.13)

お姉ちゃんと国営の大きな公園を訪れたときの記憶。僕は、暑さを紛らわそうとお姉ちゃんが買ってきてくれたアイスを咥えていた。

発汗、脱水、熱中症…幼い子供にとって炎天下に長時間滞在することは毒だ。しかし、誰に似たのかやんちゃな子供はそんなことを気にせず、アイスを食べ終えてすぐに緑の中を馳廻り始める。

 

「お姉ちゃん、かけっこしよ!!」

「あづう゛い…もちょっと休憩しない?」

「だめ!!やりたい!!はやく!!!」

こうなってしまったら仕方がない。kidはアイスを咥えた地蔵を動かそうと張り付きだした。

「わーかった!遊ぶ遊ぶ!!かけっこがしたいの?」

「うん!!」

ぱぁぁと云った擬音が付属していそうな笑顔で、僕はスタートの声より先に駆け出す。

「フライングじゃんんんんんん」

そう言いながらもお姉ちゃんは全力で僕を追いかけてきた。

 

日常の些細なことでも笑顔が絶えなかったあの頃。友達のいない僕に何時も寄り添ってくれたお姉ちゃん。あの無償の愛情を享受できたことは、今の僕の精神的な芯を柱のように強く補強してくれている。まだ、折れずに済みそうだ…